親知らずの抜歯～体験談～

私は数年前に親知らずを抜いてもらいました。

完全に歯ぐきに埋まっていて、

しかも横を向いていて、思いっきり手前の歯に食い込んでて…

下顎の神経にも近くて、１００分の１くらいの確率で麻痺が起こるかもと言われていて…

（麻痺っていっても一時的なものですが）

この黄色い線辺りに神経があります。

親知らずの根っこが、神経に近いと、抜く時の道具が神経を傷つけてしまうことがありますが、

結果、大丈夫でした！

そんな不安がありながらの、ドキドキの抜歯の体験談を共有します！

～親知らず、抜歯の流れと、予後～

１．麻酔をします。

しっかり麻酔をすれば、痛くない！

けど、途中で痛くなり、麻酔を追加してもらいました。

２．歯ぐきに埋まっている場合、歯ぐきを切ります。

３．手前の歯に食い込んでいたり、スムーズに抜けない場合、親知らずの頭を削って、分割していきます。

４．歯を脱臼させます。

このとき、グーっと押されます。

そして、歯が抜けた瞬間がよくわかりました！

５．縫合します。

私の場合、かなり手前の歯に食い込んていたのと、根っこの形が引っかかってしまうような形をしていたため、

とても抜きにくく、何度か歯を分割して抜きました。

親知らずの頭は粉々になっていました…

でも、過去に何千本も抜いている？！という、口腔外科の素晴らしい先生に抜いてもらったため、30分くらいで抜けました。

抜歯後の痛みや、腫れが不安…

感想は、思ってたほど大したことなかった！

抜歯後は即痛み止めを飲み、次の日も飲みましたが、そこまでの痛みではありませんでした。

顔は確かに腫れました。

ほっぺに何か入れてる人みたいな感じです。

小さいころ、こぶとりじいさんって話があったけど、こぶみたいな。

腫れは２、３日でほとんど目立たないくらいになりました。

そして、２，３日は血の味がします。

特に抜いた次の日はずっと血の味。

そして血が止まるころから、ほっぺに内出血の痣が出来てきます。

２～３週間くらいで痣もほとんどなくなるそうです！

担当した先生の技量や、痛みの感じ方などの個人差があるので、全員が同じ感想にはならないと思いますが、よければ参考にしてみてください。

ちなみに、この後、もう片方の親知らずの抜歯も体験しました。

そっちの方が辛かった…

結構辛くて、もし、辛い方を先に抜いていたら、もう片方の抜歯を決断できなかったかもしれません。

なので、なるべく簡単に抜ける方から抜いてもらうのがおすすめです！

抜歯については、専門外なので、思いっきり患者さん目線でお伝えさせていただきました^ ^