歯がしみる!むし歯と知覚過敏の違い

そろそろ涼しくなってくる季節ですが、夏に冷たい飲み物やアイス、かき氷など、幸せを感じるおいしいものがたくさんありますよね♪

そのときにズキーン!

と、感じる歯の痛み・・・

経験ありませんか?

今回はむし歯ではないのに歯がしみる、知覚過敏についてお伝えしていきたいと思います。

◆むし歯と知覚過敏の見分け方

簡単に分けると、

むし歯は常にしみる。

知覚過敏はときどきしみる。

冷たいものだけに限らず、熱いものや甘いもの、酸の強いもの、歯磨きのとき、風が当たったときなど、一時的にしみる感じがします。

その痛みの程度や原因は人それぞれです。

なぜ、むし歯ではないのにしみるのでしょうか・・・?

こちらは歯の断面図です。

「エナメル質」 「象牙質」 「歯髄(神経)」 の関係がポイントになります。

もともと歯は「エナメル質」という硬いもので覆われています。

ちなみにエナメル質は鉄よりも硬く、最も硬い物質であるダイヤモンドがモース硬度で10なのですが、エナメル質は7で水晶と同じくらいの硬さを持っています。

なので、温度差があったり体重以上の力が加わったりするような過酷な環境のお口の中でも、普段は快適に過ごせるのです。

しかし、ある原因でエナメル質の下にある「象牙質」が露出してしまうことがあります。

象牙質はエナメル質よりも軟らかく、作りが繊細なのです。

象牙細管というパイプのようなものが寄せ集まって作られていて、そのパイプの先には「歯髄」と呼ばれる神経があるのです。

象牙質がお口の中に露出してしまったところに、冷たいものなどの刺激が加わることでパイプの中の組織液が動いて「歯髄」を刺激してズキーンと痛みが出るのです。

しかし、象牙質が露出したから必ず知覚過敏になるわけではありません。

そのときの体調やお口の中の状態によって、症状が出るときと出ないときがあります。

◆「象牙質」が露出してしまう原因とは・・・

①歯ぎしり

②間違った歯磨き

③歯周病

④加齢

などがあります。

エナメル質の厚さは歯と歯ぐきの境目にかけて薄くなり、歯ぐきに覆われている部分にはエナメル質はありません。

歯ぎしりによって過大な力が加わることで、ひずみが生まれ、エナメル質の薄いところがパリッと剥がれて、象牙質が露出してしまうことがあります。

また、毎日の間違った歯磨きで少しずつエナメル質が削られてしまったり、歯ぐきが下がって象牙質が露出してしまうことも。

歯周病や加齢も同じように歯ぐきが下がり、もともとエナメル質に覆われていない象牙質部分が露出してしまうことがあります。

象牙質が出ている歯です。
皆さんのお口も、鏡で歯の根元をよく見ると、上の写真のようになっているところはありませんか?

◆象牙質が露出していなくても、しみる場合も

その他に、ホワイトニング後や歯科医院で歯石を取った後などにも知覚過敏の症状が出ることがあります。

知覚過敏にならないためにはどうすればよいのでしょうか?

知覚過敏になってしまった場合、どのように治療を行えばよいのでしょうか?

今後、そのことについてもお伝えしていきたいと思います。

そして知覚過敏に悩まされることなく、思いのままに冷たいものも楽しんでいきましょう!

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