世界で最も多い病気は・・・歯周病!

これを読めば、歯周病について「なんとなく知っている」ではなく「ちゃんと知っている」に!

を目指して、数回に分けて、歯周病をテーマにしていきます。

歯を失う一番の原因である歯周病

※むし歯よりも歯周病が原因で歯を失う確率が高いです!

◆「歯周病という言葉を知っている」と答えた人は98.5%

以前、サンスターが行ったアンケートでこのようなものがありました。

10代~60代の男女にアンケートを行い、歯周病について伺ったものでは、ほとんどの方が歯周病を知っていました。

しかし言葉は知っていても正しく理解できていない方が多くいる結果になっていたのです・・・

むし歯の一種だと思っている方や、
他の全身的な病気には影響はないと考えている方、
また自分自身は歯周病ではないと思われている方が半数以上でした。

歯周病は世界で最も多い病気

日本人では、成人の約8割がかかっている病気です。

しかし歯周病に関する誤解や油断が、前出のアンケート結果からも明らかに感じられます。

というのも、歯周病はむし歯とは違い、見た目や痛み、感覚による自覚症状がほとんどないまま進行していってしまうのです。

いきなり起こるのではなく、若い頃からの積み重ね・・・そして30代頃から少しずつ発症していきます。

歯周病とは

歯の周りの組織(歯ぐきや歯を支える骨)に起こる病気です。
進行すると、歯を支える骨が溶けて歯を失うだけでなく、最近では糖尿病、動脈硬化、アルツハイマー病、早産などへ悪影響を及ぼすことも報告されています。

歯の周りの組織に起こる病気とは、実際どのようなものなのか・・・

わかりやすいように、歯の構造を見てみましょう!

左側が健康、右側が歯周病の図

※歯周病の初期の段階では、骨が少し溶けていても見た目にはわからない。図はかなり歯周病が進行したイメージ

口の中を見ると、歯は歯ぐきの中に埋まっているように見えます。

この歯ぐきの中には、歯を支えてくれている骨があります。

歯ぐきで歯は支えられているように思われるかもしれませんが、実際歯ぐきにはしっかりと歯を支えるほどの力はありません。

この「骨」のおかげで、食べ物を噛んだり、歯を食いしばって力を出すことができるのです。

健康な歯の骨は、実際に見えている歯ぐきの部分のぎりぎりの所まで骨に覆われています。

しかし歯周病が進むにつれて骨の位置が変わっていきます。

たくさん骨の支えがあるうちは、びくともしなかった歯が、歯周病が進むにつれて、噛む力に耐えられなくなり、最後には抜けてしまいます。

人によってはほとんど自覚症状もなく、痛みもなくポロっと抜けてしまった・・・ということも。

これは私たちの体が歯周病原菌から身を守るために、自ら骨を溶かして菌から逃れようとしているためです。

ですので、一度なくなってしまった骨は、もう元には戻らないことがほとんど。

むし歯も1度削った歯は決して元通りにはならないですが、歯周病で失った骨も元通りにはならないのです。

自覚症状がない

という歯周病には怖さがあります。

歯周病かどうか決して自分では判断できません。(見た目ではわかりません!)

歯科医院で歯ぐきの検査を行い、レントゲンで骨の位置をチェックする必要があります。

次回は歯周病の調べ方についてお伝えしていきたいと思います。

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